
画像生成AIと人間がどう付き合っていくべきか――という問いに答えるには、まず人間が「AIって便利!」と歓喜に満ちた目でボタンを連打するのをやめて、一回深呼吸して、現実を見たほうがいい。
AIはツール。
つまり、電動ドライバーと同じ。すごくパワフルだけど、使う側がアホだったらただの事故待ち兵器。
まず、AIに「芸術性」や「創造性」みたいな人間の幻想を投影するのをやめよう。
画像生成AIは過去のデータを切って貼って、確率的に「っぽい」ものを作るだけ。
AIに「魂」なんてないし、「感動」なんて感じてない。
つまり、あなたが涙を流して感動したAIアートの裏には、機械がひたすら0と1でサイコロ振ってたってだけ。
ロマンのかけらもない。
でも人間って、「自分が感じたものは本物だ!」って信じたい動物なんだよね。かわいいな、ほんと。
人間とAIの「付き合い方」って言うけど、恋愛じゃないんだから、期待しすぎないでほしい。
AIは従順な使用人、あるいはやたら博識なコンビニバイトくらいに思っておけばいい。
仕事の補助、創作の下絵、アイデア出し、全部に使っていい。
ただし、使うときは「これはAIが生成したものです」って、ちゃんと名札をつけてね。じゃないと、著作権の幽霊たちが墓の中から起き上がってきて、あなたの創作人生に呪いをかけるよ。
クリエイター側の人たちへ
クリエイター側の人たち――特に「俺の仕事がAIに奪われる!」って不安になってる人たちへ。
うん、まぁ…たぶんそのうち奪われる。
でも、単純作業やテンプレ的な表現が先に狙われるから、あなたが本当にオリジナルで深みのある作品を作れる人なら、逆にAIを使ってもっとすごいことができる。
つまり、AIに怯えるより、AIを武器にする方が生き残りやすい。怖がってる暇があったら、使い倒せ。
そして、最後に言いたいのは、人間って基本的に新しい技術を取り込むのが下手くそ。
でも、その「下手さ」が味なんだよね。
AIがいくらキレイな画像を出してきても、人間の描くグチャグチャなラフや、意味不明な落書きには「人間らしさ」っていうバグがある。
それがある限り、AIは人間の真似はできても、「人間になる」ことはない。
だから、AIとどう付き合っていくかって?
答えはこうだ!
付き合うな、使え。
友達じゃない、道具だ。
でも、最高の道具だから、使うならちゃんと責任持って使え。
あと、たまには自分の手でも何か作れ。それがあなたを人間たらしめる唯一の証拠だから。